いつが底打ちか 2005 5 2

 株価が急落した時、どういう形で、「底打ち」となるか。
教科書的には、下の図Aようなパターンを連想するでしょう。
 しかし、数多くの日足チャートを見てみると、
意外にも、図Bのような形で、「底打ち」となるケースが多いのです。
 前日の大陰線を打ち消すような大陽線が出た時です。
まるで軟弱な地盤に強力な杭を打ったような形です。
 さて、下の図Cのような下落相場は、どのように終わるか。
図Cを見てみると、図Aのような形にも見えます。
しかし、図Aの変形だと思います。
 このような形ですと、
下落相場が終わったような、終わらないような「不完全燃焼な形」です。
 さらに、株価が、移動平均線へ向けて反発しないで、
どうやら、移動平均線が降りてくるのを待っているような形です。
 このような相場では、
相手の出方を見ながら、手探りで進むような展開となるでしょう。

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